Precious・・Everyday

写真で綴る日々の思い....光り輝く安らかな毎日を送るために・・・

2007年の思い出 知床編

今年も残すこと5日間になってしまいました。
あっという間の2007年でした。

さて、今年を振り返ってみると、夏の北海道・知床半島で初めて出会った3頭のヒグマが印象的です。
地元の方でも滅多に見れないということだったので本当にラッキーでした

知床半島の中央、カムイワッカ湯の滝を観光に行く途中で出会ったのですが、
カムイワッカの滝は温泉なので水着になって泳ぐつもりでいたので
一眼カメラは置いていき、コンデジのイクシーしか持っていかなかったのが
とても残念でした(>o<")望遠があまりないし、ボケがきかないので・・。

そんなイクシーの画像ですが、まずカムイワッカ湯の滝です。

kamui.jpg


この滝へはマイカー規制されていて、シャトルバスでしか行けません。
全国秘湯ファンには憧れのところであり、活火山である硫黄山を源流とする温泉の川にいくつもの滝が連続し、
それぞれの滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっているのです。
カムイワッカはアイヌ語のkamuy(神、または神のような崇高な存在の意)、
wakka(水の意)であり、この川の温泉成分が強い硫黄成分を含むため、有毒であり生物が生息できない
「魔の水」の意味と解釈されているそうです。

入った感想はとにかくものすごい酸性のお湯で、体感的には草津温泉の数十倍!
傷がしみるし、皮膚が弱い人は全身痛痒くなってしまいます。
長湯は禁物でした(^^;)でもしっかり滝つぼで泳いでしまいました。

ここに向かう途中でまず一頭。 中くらいの大きさで黒毛の子でした。
このときは観光バスの中から・・。識別用の太い首輪をつけています。

kumacyu.jpg


2頭目はカムイワッカの滝で泳いでいたら 川のすぐ横の斜面の上から石が落ちてきたので
上を見たら10メートルくらいの近さで小熊が!
このあたりはこの熊の通り道で
巡視員さんがしっかり見張りしているのですが、あまりに近くに来たので周囲は大騒ぎに!

kuguma1.jpg


望遠でないのにこの近さでしたから私も、、かなり身の危険を感じました。
巡視員さんもトランシーバーで連絡し始め、まずいね、小熊は恐れを知らないから
寄って来るんだよと言いながら慌てた様子。
しかし熊は悠々と怖がりもせず、私達を眺めながら素通りしていきました。一安心でした。

3頭目は帰りのシャトルバスの中から超、至近距離でした。かなり大きな大人のヒグマでした。

kuma3.jpg


kuma1.jpg


↑石をひっくり返しては虫を食べていたようです。

ヒグマは獰猛な肉食と思われていますが、案外、主食は木の実やありんこなどの昆虫などだそうです。
生きた鹿などの動物を襲うこともそんなになく、あるとすれば食料のない極寒の真冬に弱った蝦夷鹿を捕る、または死んだ動物を食べるくらいだそうです。

最近問題なっているのが、観光客が餌付けをするために、里に降りてきてやむなく熊が射殺されてしまうという事件です。
知床五湖の観光センター売店入り口に掲げられていた1枚のボード。

so-seoiji.jpg


私はその内容を読み、胸が詰まりその後影で涙が出るのを堪えました。
その内容とは、あるメスの熊が主人公でした。名前はコードネーム97B−5またの名をソーセージ。観光客が与えたソーセージを食べ、車や人になれてきた。
この熊を生け捕りにし威嚇したりして人間は怖いものだと思わせようとした。
そして放獣したのですがやがてウトロの学校の近くに現れ射殺されたのです。

この写真のボードの最後はこう結ばれていました。

----彼女は一瞬驚いたように立ち止り、あわてて斜面を登り始めた。
激しい発射音が響き渡った。われわれの選択は正しかったのか。もっとできることは無かったのか、迷いが心をよぎる。
何気ない餌やりがどれほど多くの人々を危険に陥れるか、そして彼女は知床の森に生まれ
またその土に戻っていくはずであった。
それはたった一本のソーセージで狂い始めたのである。失われなくてもよかった命を奪うことになることをよく考えて欲しい。------

こういった動物の死を思うたび、すごく私は辛くなります。
いかなる場合でも、人は命を奪う権利はあるのか、、この書き手の迷いの心がよく理解できます。

知床は2005年、世界遺産に登録されたくさんの観光客が訪れるようになりましたが
このようは悲劇は起こらないよう気をつけないといけませんね・・。
キタキツネも餌付けよって国道に出てきてしまい、多くの命が交通事故で失われているそうです。野良猫に餌をあげる感覚で絶対野生動物に餌をあげてはいけません。

というわけで、ヒグマ遭遇記は切ないものになりました。

ezosika.jpg


↑ヒグマに出会った日は、ウトロ近くの野営キャンプ場にテント設営しました。
そこで出迎えてくれたエゾシカの親子。

皆さんよいお年をお迎えくださいね。

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コメント

行ってみたいなぁ

最近TVなどでも知床の映像を目にすることが多かったのですが
こんなに近くにヒグマがいるんですね。ってか、ヒグマってマンガ
などのイメージでは人を見たら襲うといった間違えた知識を持っている
私などはきっと一目散に逃げているに違いありません…(汗)
その場に行くものとしたら、よく知っておかないといけないことが多いんですね。
ソーセージのお話も…。こんなのを聞いたら軽い気持ちで簡単に
生態系が変わっちゃうもんなんですよね。大切なお話聞かせていただきました。

>おやぢさん

レスが遅れてごめんなさい<(_ _)>
こういうヒグマの現実は知っているのと知らないのでは大違いですね。意識して気づくことが大切なような気がします。
今年も宜しくお願いします(*^。^*)

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